保育園とのトラブル 2歳児編③

この時期に主人の転勤が決まり、私と子供達は今の息子の療育を継続する事を優先し、残る事になり、二重生活になる為9月末頃に安いアパートへ引っ越しました。

引っ越しをすると年度の途中での転園が可能になる為、私はその後すぐに役所の育成科へ行き転園希望の相談と共に、出来るだけ転園させてもらいやすくなれば良いなと思って保育園でのこれまでの色々を伝え、現在の保育園は発達障害に理解が無く、療育と併設されている障害児に対して理解のある保育園へ転園したい事を懇々と説明しました。

すると、育成科の主任さんが、療育が終わった後に私が仕事を抜けて保育園まで送っているのはおかしいと言ってくれました。

公立の保育園はどこも当たり前にやっているし、民間の保育園でもやってるところが多い。ましては、私が通っているのは認可保育園なんだから駐車場まで出ていくくらいの事はやらないとダメ。

それを含めての保育。

そして、保育園側が分け隔てなくの意味を履き違えている事、障害児には配慮しないといけない事もある事を指摘してくれました。

転園届けは出せるけど、待機児童が多いからすぐには難しい。出来たとしても4月からになる。それまでまだ半年以上あるからこの現状は変えないとダメ。

そんな感じで何かあったら連絡下さいと名刺を頂き帰宅しました。

育成科の方と話した内容を相談員さんに伝えました。

ちょうど役所に相談した翌日に担任の先生から「お引越しされたんですよね？？来年度って転園のご予定とかはありますか？？」と聞かれたので「仕事を中抜けして保育園まで送るのが大変なので、転園しようかなと考えております。」と伝えました。

そのすぐ後に相談員さんと園との話し合いの日が訪れ、すぐに電話がありました。

内容は、本当に酷い物でした。

相談員さん曰く、

保園長は前々から転園を勧めており、（嘘）保護者も納得している。（別理由で転園したいが、別に園から転園を勧められて納得したわけじゃない）転園するのに連携取る意味ありますか？

とか言ってたそうです。

転園する理由について仕事を中抜けしての送迎が大変だという理由を保護者から聞いてるが、市役所の方からは駐車場まで出ていくのは保育に含まれているからやらなければならないのだと伝えたら、それは出来ませんの一点張り。

昨年度通っていた療育の職員は玄関まで入って送ってくれたのに、今の療育の職員は何故それが出来ないのか？と

昨年度は毎回担任が玄関まで出て行き様子を聞いていた。（嘘）うちの園ではそういう事を大切にしている。

連携取るのは良いけど今月は行事が沢山あるから無理、来月以降もいつになるかはわからない。

そもそも連携は連絡帳を通じて取っているのに、それが出来てないって言うのであれば全て担任の責任。

とその場にいた1番若い担任に全ての罪をなすりつけていたそうです。

普段は冷静沈着で、淡々と話を進める相談員さんでしたが、「喧嘩しそうになりました。お母さんの言ってる事を信じてないわけじゃなかったのですが、あそこまで酷いとは思いませんでした。今まで沢山の保育園、幼稚園、小学校などに行ってきましたが、本当に酷かったです。

園長先生は表情や声や仕草に感情が出る方で、辻褄が合わなくなると感情が出てきて、話しを違う方向へ持っていってしまい、話し合いになりませんでした。

内容も人の言葉で相撲を取るような感じで、誰々がああ言った。誰々がこう言った。とその場にいない人の名前を持ち出して話してました。そして、その内容も聞いていた物のは違う物でした。

他の先生もみんな表情も悪く下を向いていて、一人一人は熱意があるはずなのに、あの園長の下では潰されてしまいます。

本当に可哀想な園です。

あの園は障害児の息子くんだけじゃなく、妹ちゃんにとっても良い環境とは言えないので、私からも転園をお勧めします。

力になれるかは分かりませんが、一緒に役所へ行きこの事実をお話しし、少しでも転園しやすくなるようにさせていただきます。」

と言ってました。

正直この内容を聞いて保育園への不信感が積もりに積もってしまい、その日のお迎え行けませんでした。。なんか動機しちゃって、、

職場のスタッフが代わりに行ってくれました。

翌日は私が体調不良で送迎が困難だという理由で保育園休ませてしまいました。

相談員さんが、話し合いの内容をそのまま私に伝えた事で私が取り乱してしまった事にかなり責任を感じており、療園長も心配してくれ一度話そうと言ってくれました。

療園長も相談員さんから内容を聞いており（勿論私に了承済みです）

「そこまで酷いと役所にクレーム入れて指導してもらった方が良いよ。

本当にありえないわ。何だと思ってんの？」

と共感してくれました。

本当にしんどいなら保育園通わせないって方法もあるけど、それは難しいの？とも聞かれましたが、仕事は辞められないと伝えました。

療園長と相談員さんと話し、その足で相談員さんと役所へ行きそれらの内容を伝えると育成科の主任さんが本当に親身に聞いてくれ、間に入ってくれることになりました。

育成科の主任が保園長に「一度保護者と育成科と保育園で話し合いの場を設けたい」と電話をすると、保園長は「入園当初からおかーやん親子の事は1番心配して気にかけていた。最近お母さんが元気が無いようでみんなで心配していた。園でもちょうどお母さんと話す時間を作ろうとしていたところだった。役所の人が入ってくると話がややこしくなるので一旦入らないでいただいて、園に任せて貰えないでしょうか？」と役所の介入を拒否したそうです。

私は電話で保育園から介入を拒否されたので役所としては応じるしかない。力不足ですみません。と謝られ、私またパニック。

電話口で泣きながら役所が間に入らないなら話し合いなんてしたくない。言ってる内容もコロコロ変わるし第三者無しでもう話し合いなんて出来ない。と伝えると、主任さんが、再度園に電話を入れ食い下がってくれました。

保園長も渋々おっけいしてくれ、保育園、保護者、相談員、育成科での話し合いが行われる事となりました。

続く